ひな祭り・雛人形・雛飾りに関するよくある質問
ひな人形はいつ頃買えばいいでしょうか? | |
季節商品ですので、人気の商品は早くに完売してしまうこともあります。
せっかく購入するなら、できるだけ選択肢の多い早めの時期によく見比べて余裕を持って購入しましょう。 1月中旬から2月中旬に購入する人が多いようです。 |
ひな人形はいつから飾っていつしまうのですか? | |
立春(2月4日)頃から2月中旬にかけて、日の良い日を選んで飾ります。
現在では、新暦の3月3日に祝うところが多くなりましたが、地方によっては月遅れの4月3日に祝うところもあります。 片付ける時期は、婚期が遅れるなどという言い伝えがあることから、ひな祭りが終ったらなるべく早い方がいいと言われています。 |
お母さんが持っていたお人形を飾ってもいいですか? | |
ひな人形には、お子様の成長と幸福を祈るとともに、その子に一切の厄災がふりかからぬようお雛様が身代わりになって厄を受けるという意味があります。
ですからお母様の雛人形を譲ったり、姉妹で兼用するのは避けたいものです。女の子が生まれたら、その子だけのためのひな人形を用意してあげましょう。 |
ひなまつりのお祝いは何をしたらいいですか? | |
節句当日、またはその前夜『宵節句』に、両家の祖父母をお招きしてお祝いします。
メニューには、白酒、桜餅、草餅、はまぐりのお吸い物やちらし寿司がつきものです。はまぐりは殻がぴったり合っていることから、幸せな夫婦を意味します。 また、桃の花や菜の花などを飾ると、華やいだ雰囲気がさらにアップします。 |
盆提灯に関するよくある質問
そもそもお盆って何ですか? | |
お盆に祖先の精霊をお迎えして供養する大切な行事です。この時期はお米の収穫が見込める頃。お盆にその収穫の感謝の意味で、神様や田畑を耕してきた先祖へ乾物や麺類等をお供えし、提灯の灯りで精霊を迎え慰め、日ごろの農耕の労をいやす行事として行われてきました。
江戸時代には、日本中の人々が7月15日を中心にしてお盆を行ってきましたが、明治になって新暦(太陽暦)が採用されると、新暦の7月15日を中心にして行うようになりました。しかし、新暦の7月では当時の農家にとって、一年中で最も農繁期でゆっくりと先祖供養が出来なかったので、もう一ヶ月遅らせてお盆を行うようになりました。これを月遅れのお盆といいます。 |
新盆・初盆というのは何ですか? | |
初めてお迎えするお盆を「新盆・初盆」といいます。初盆を迎えた家には葬儀に参列した人々の中で特に親しい人、お世話になった人が提灯や盆歌詞を送るという習慣があります。
はるか昔に亡くなったご先祖様に比べ、つい最近まで家族の一員だった人に対し、追慕の気持ちが強く特別にもてなしたいという心から初盆の習慣が始まったといわれています。 |
どのような時に提灯を贈るのですか? | |
初盆のお宅には、古くから親戚や子供、親しかった友人から故人の精霊を華やかに迎え慰める供養の意味で『盆提灯』を贈りお供えする習慣があります。提灯は精霊の送迎の意味だけではなく、精霊に安らかに成仏して欲しいという祈りと、生前のご恩に対する感謝の気持ちを込めて行う先祖供養の表し方です。
初盆を迎えるお宅では、親戚や故人と親しかった方から贈られた提灯を仏間に飾ります。贈る側としましても、生前お世話になった、また親しくお付き合いさせて頂いたという印ですので、真心を込めて選びたいものです。 |
盆の行事にはどのようなものがありますか? | |
地域により7月の場合もありますが、一般的には以下のような行事が行われます。
8月1日 釜蓋のついたち よみの国の扉が開く被。精霊が里帰りするために旅立ちます。提灯を飾り始めます。 8月7日 仏具やご先祖の霊に供える食器を洗って、準備する日。食器を洗いすんだら、お墓の掃除に出かけます。 8月12日 「盆花」を採取する日。 8月13日 お盆の入り。「精霊棚」のお飾りをすませお墓参りに出かけます。迎え火を焚き、提灯に火を入れ、先祖の祖霊を迎えます。 8月14日 お盆の明け、送り盆、先祖の霊が帰る日。送り火を燃やして、精霊を送り出します。 (地域によって内容が異なる場合がございます。) |