Q1 ひなまつりの由来は?
もともと3月初め巳(み)の日に「上巳(じょうみ)の節句」といって、子供の無病息災を願ってお祓いをする行事があり、それが後に3月3日に定まりました。桃が咲く時期の行事なので「桃の節句」ともいいます。

Q2 どうして「おひなさま」を飾るの? 
子供さんの守り神として飾るんです。
「一生災いがふりかかりませんように」「健康で優しく美しい女性に育って、よい結婚に恵まれますように」と願いを込めて、飾ってあげてください。
昔は生まれてきた女の子の邪気を人形に移して川に流した厄払いが始まりです。

Q3 「おひなさま」はいつごろから飾ればいいの?
2月3日、節分の豆まきが終わると立春(2月4日)となり、春を迎えます。暦の上で春を迎えたら、ひな人形を飾ってください。
遅くともお節句の一週間前までには飾って3月3日のひな祭りを祝ってください。

Q4 「おひなさま」はいつまで飾るの?
3月3日、あるいは旧暦の4月3日に桃の節句をされるところもあります。
桃の節句が終わったら、天気のいい日に片付けてください。

Q5 「おひなさま」を片付けるのが遅れると?
ひな人形をいつまでも飾っていると婚期が遅れるという話ですが、これは根拠は無いと思いますが・・
「きちんと片付けができない女性はお嫁さんにいけませんよ」と、優しく教える目的もあるからではないかと思います。
昔はひな壇に並んだ嫁入り道具でままごと遊びをしながらマナーを躾けていたんですね。

Q6 「おひなさま」を片付ける時注意することは?
まず、天気のいい日を選んで片付けてください。人形は湿気やほこりを嫌いますので、天気のいい日に軽くはたきをかけながら、箱に入れてください。
箱には、お人形が動かないよう薄紙を隙間に詰めてください。
また、大切な頭(かしら)は、ティッシュペーパーなどやわらかい紙でつつんでもらえれば、万全です。

Q7 桃の節句のお祝いは何をするの?
節句の当日かその前の夜(宵節句(よいぜっく))にお祝いをします。
メニューはお赤飯に、はまぐりのお吸い物、春の若菜のお料理で祝ってあげてください。白酒や草もち、雛あられなどを用意して、楽しい節句としてください。

Q8 「おひなさま」選びのポイントは?
まずは、飾る場所と収める場所を想定して、ひな人形の大きさの目安を決めてください。大きさをお店に伝えれば、ご予算に応じた商品を紹介してくれると思います。
毎年12月に入るとひな人形が各店舗に飾られます。早めにご来店いただくほうが、品揃えが多く、気に入ったひな人形が選べると思います。

Q9 おかあさんのおひなさまを子供に譲ってもいいの?
ひな人形は、その子の守り神です。どんなに小さくても自分だけのひな人形を飾ってあげて、その隣におかあさんのひな人形を並べて飾っていただければいいと思います。(おかあさんのひな人形はおかあさんの守り神です)

Q10 端午の節句の由来は?
「端午の節句」が行事になったのは奈良時代。暑くなるこの時期に病気や災いを避けるため、菖蒲やよもぎで厄除けしてのが始まりで、以降、男の子の誕生祝が結びついて現在の「端午の節句」となりました。

Q11 五月人形を購入するときのポイントは?
3月に入るとどこの店でも五月人形が店舗に並びます。商品点数の多い早めのご購入をオススメします。
ご来店いただくときはひな人形と同じように、飾る場所・おさめる場所を想定して、おおよその大きさを決めてお店に相談してみてください。ご予算も始めに伝えていただければ、価格にあった色々な商品を提案してもらえると思います。

Q12 節句祝いの願い事
大切な子供さんが、元気ですくすくと育たれるよう、節句を祝ってあげてください。



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